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更新日:2021年12月23日

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LPWA通信ネットワークを用いた有害鳥獣捕獲検知システムの実証実験/仙台高等専門学校

提案者:独立行政法人国立高等学校専門機構 仙台高等専門学校

イノシシなどの有害鳥獣対策にかかる住民の負担軽減を図るため、仙台高等専門学校からの提案を受け、省電力無線技術LPWA※通信ネットワークを用いた有害鳥獣捕獲検知システムの実証実験を行います。

この検知システムは、遠隔地でもスマートフォン等を用いて有害鳥獣の捕獲状況の把握が可能となるものです。この実証実験を通じて捕獲データを蓄積・分析し、捕獲作業の効率化、負担軽減の可能性を探ります。

有害鳥獣捕獲検知システム

 

実証実験を行う太白区秋保町太夫地区では、地区内に6基あるおりを住民が直接見回って確認していましたが、このシステムの導入により自宅にいながら通知を受け取ることが可能となり、警戒にあたる負担軽減が期待されます。

有害鳥獣捕獲検知システム03

実施事例の概要は記者発表資料をご覧ください。

今後もこうした取り組みを通じて、先端技術を有する企業等と連携しながら、IT技術等を活用した行政課題の解決、市民サービスの向上を目指していきます。

※LWPA:LowPowerWideAreaの略で、携帯電話回線を使用せず、少ない電力で長距離かつ広範囲をカバーすることができるIoT向けの無線通信技術。

提案事業者の概要

仙台高等専門学校(外部サイトへリンク)

令和2年に、Society5.0により実現する未来技術をリードする『高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業』における「COMPASS5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)IoT分野」に採択され、秋保地域の関係者と連携しながらIoTの研究開発やアントレプレナーシップ教育の実践に取り組んでいる。

その一環として、秋保地区におけるLPWA通信システムを活用したサービスの実証実験を進めており、今回の取組につながった。

COMPASS5.0に関する記者発表資料(外部サイトへリンク)

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