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更新日:2026年8月28日

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トカラヤギの出産について(2026年8月28日)

八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」

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2頭のかわいい仔ヤギが産まれました

トカラヤギの「アリス」が令和8年7月13日に出産しました。
仔ヤギの「ツムギ」(左)と「ウララ」(右)
仔ヤギの「ツムギ」(左)と「ウララ」(右)
母親の「アリス」
母親の「アリス」
父親の「グレスケ」
父親の「グレスケ」

無事に2頭を出産しましたが、産まれるまでには様々な出来事がありました。

今回は「アリス」の妊娠から出産までの様子をご紹介したいと思います。
トカラヤギの妊娠期間は約5カ月です。
妊娠すると動きが緩慢になりがちなので、母体の体力維持のため毎日散歩を行いました。
「アリス」を散歩に連れて行くと、なぜか走ろうとするため飼育員も良い運動になります。
「アリス」は今回痩せ気味だったので、どうにか体重を増やす為に乾草を細かく切り、タンポポの葉や桑の葉を給餌するなど餌の工夫をしました。

「アリス」と「グレスケ」が交尾してから3カ月。
徐々に「アリス」のお腹は大きくなっていきました。
そして妊娠4か月頃に獣医師にレントゲンの撮影をしてもらいました。

写真には2頭の仔ヤギが写っていました。
通常仔ヤギは前脚、頭、体の順番で生まれてきます。
レントゲンの撮影では1頭は正常な向きでしたが、もう1頭は逆子の状態でした。
それから、出産予定日の約1週間前に再びレントゲンを撮影しました。
すると2頭とも正常な位置になっていました!順調に仔ヤギが育っている事が分かり、一安心です。

出産予定日の1週間前になると、いつ生まれても対応できるように飼育員は準備を始めます。
寝室には稲わらを敷き、ふかふかの寝床を用意します。
そして、「アリス」の様子を注意深く観察していました。
出産が近づくと食欲がなくなる、地面を蹄で引っかく、陰部が腫れて粘液が出るなど様々な兆候が見られます。
その中でも1番分かりやすいのは鳴き声です。陣痛がくると普段よりも大きな声で鳴くようになります。

「アリス」は7月13日のお昼頃から軽くいきむなどの兆候が見られました。
そして兆候が現れて約1時間後、1頭目が誕生!
さらに約30分後には2頭目も無事に産まれ母仔ともに元気で安産でした。

お乳を飲む仔ヤギ達
現在仔ヤギ達は「アリス」のお乳を飲み、草を食べながら毎日すくすくと成長しています。

先日、初めて群れのヤギがいる放飼場に出る練習をしました。
皆仔ヤギに興味津々!
「ふれあい」には放飼場に慣れてから参加する予定です。
放飼場に出る練習中の仔ヤギ達
見かけた際には、ぜひ温かく見守っていただけると嬉しいです。

 

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