更新日:2021年2月2日
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<掲載資料>
(くろうるし ごまいどうぐそく だてまさむね しょよう)
作者 |
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形質 |
鉄製漆塗 |
大きさ(cm) |
胸高37.8 鉢高14.0 |
年代 |
桃山 16世紀 |
指定 |
重要文化財 |
金色の細い月形の前立が印象的な伊達政宗の具足。胴は鉄板に黒漆塗で五枚に分割される。草摺(くさずり)は九間六段下がり。兜は六十二間の筋兜で兜銘は「宗久」。政宗以後、歴代藩主や家臣たちもこの具足形式を踏襲したので、仙台胴とも呼ばれた。伊達家寄贈文化財。
(ぎんいよざねしろいとおどしどうまるぐそく とよとみひでよし しょよう だてまさむね はいりょう)
作者 |
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形質 |
皮製銀箔押 |
大きさ(cm) |
胸高32.5 |
年代 |
桃山 16世紀 |
指定 |
重要文化財 |
天正18年(1590)、奥州仕置のため会津へ向かう秀吉を宇都宮まで出迎えた伊達政宗が秀吉から拝領した具足。胴は銀箔押の伊予札)(いよざね)を白糸で威(おど)す。胴左脇の猩々緋のラシャ布、金色の軍配形の前立など、鮮やかな色彩対比が桃山時代特有の華麗さを見せる。なお、熊毛の兜につける軍配形の前立は、細い月を描いたものと蛇の目(丸印)を描いたものの二種類が付属している。伊達家寄贈文化財。
(さんぽうこうじんなりかぶと ぐそくとも でんうえすぎけんしん しょよう)
作者 |
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形質 |
鉄製漆塗 |
大きさ(cm) |
胸高36.4 |
年代 |
室町 16世紀 |
指定 |
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紙や革に漆を塗った張懸(はりがけ)という技法で三宝荒神といわれる3面の忿怒(ふんぬ)の相を表した兜と具足。張懸の下は頭形(ずなり)兜である。上杉謙信所用と伝え、延宝7年(1679)に旧上杉家臣で伊達家の家来となった登坂家から伊達家に献上された。
(たち むめい(はばきくにゆき) とよとみひでよし しょよう だてまさむね はいりょう)
作者 |
来国行 |
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形質 |
刀剣 |
大きさ(cm) |
総長91.9 刃長72.1 反り2.0 |
年代 |
鎌倉中期 13世紀 |
指定 |
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天正17年(1589)6月、政宗が目赤の鶴とそれを捕った鷹を豊臣秀吉に献上した折、返礼として拝領した太刀。政宗が愛用した刀剣の一つである。銘は無いものの鎺(はばき)の両面に「国」「行」とあることから、鎺国行(はばきくにゆき)とよばれる。国行は山城国来派の実質的始祖とされる刀工である。
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