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更新日:2024年2月1日

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主な収蔵品 6 漆器(1)

<掲載資料>

 

 

花樹に貝尽し蒔絵調度

(かじゅに かいづくし まきえちょうど)

 

画像/花樹に貝尽し蒔絵調度

資料の詳細
作者  
形質 木胎漆塗木画
大きさ(cm) 鏡台 縦26.5 横26.5 高62.5
年代 江戸前期 17世紀
指定  

 

豊臣秀吉の側室であった香の前(お種)の調度という伝承があり、長く亘理家に伝来した。蒔絵や金貝(かながい)の技法を用いて豪華に表している。写真は鏡台。この他に櫛箱やお歯黒を入れる附子箱(ふしばこ)、耳盥(みみだらい)などがある。

 

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花鳥山水蒔絵筝

(かちょうさんすい まきえ そう)

 

 

画像/花鳥山水蒔絵筝

資料の詳細
作者 石村近江守忠貞
形質 木胎漆塗木画
大きさ(cm) 長185
年代 元禄2年(1689)
指定 仙台市指定文化財

 

 

十三弦筝。筝の内部に制作者の石村近江守忠貞の銘がある。筝側面には四季の動植物が蒔絵で表され、さらに紫檀や黒檀といった高価な木材をはめ込む木画(もくが)技法で装飾している。付属の筝柱にも孔雀羽を描く。伊達家寄贈文化財。

 

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葵紋菊蒔絵耳盥・台輪

(あおいもんきく まきえ みみだり・だいわ)

 

 

画像/葵紋菊蒔絵耳盥・台輪

資料の詳細
作者  
形質 木胎漆塗木画
大きさ(cm) 耳盥径27.7 台輪28.9
年代 江戸中期 18世紀
指定  

 

 

耳盥は女性がお歯黒を付ける時に用いる盥(たらい)で、両側に耳のような形の取っ手があるのでこの名がある。耳盥は台輪と呼ばれる台に乗せて用いる。耳盥・台輪共に黒漆地に金銀蒔絵で葵紋や菊の花を表している。耳盥の見込(内面)には水辺の景を表している。6代藩主伊達宗村夫人となった徳川利根姫(1717~1745年)の調度と考えられる。伊達家寄贈文化財。

 

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