ホーム > 収蔵資料データベース > 主な収蔵品 6 漆器(1)
ページID:16973
更新日:2024年2月1日
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<掲載資料>
漆器(1)
(かじゅに かいづくし まきえちょうど)
作者 | |
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形質 | 木胎漆塗木画 |
大きさ(cm) | 鏡台 縦26.5 横26.5 高62.5 |
年代 | 江戸前期 17世紀 |
指定 |
豊臣秀吉の側室であった香の前(お種)の調度という伝承があり、長く亘理家に伝来した。蒔絵や金貝(かながい)の技法を用いて豪華に表している。写真は鏡台。この他に櫛箱やお歯黒を入れる附子箱(ふしばこ)、耳盥(みみだらい)などがある。
(かちょうさんすい まきえ そう)
作者 | 石村近江守忠貞 |
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形質 | 木胎漆塗木画 |
大きさ(cm) | 長185 |
年代 | 元禄2年(1689) |
指定 | 仙台市指定文化財 |
十三弦筝。筝の内部に制作者の石村近江守忠貞の銘がある。筝側面には四季の動植物が蒔絵で表され、さらに紫檀や黒檀といった高価な木材をはめ込む木画(もくが)技法で装飾している。付属の筝柱にも孔雀羽を描く。伊達家寄贈文化財。
(あおいもんきく まきえ みみだり・だいわ)
作者 | |
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形質 | 木胎漆塗木画 |
大きさ(cm) | 耳盥径27.7 台輪28.9 |
年代 | 江戸中期 18世紀 |
指定 |
耳盥は女性がお歯黒を付ける時に用いる盥(たらい)で、両側に耳のような形の取っ手があるのでこの名がある。耳盥は台輪と呼ばれる台に乗せて用いる。耳盥・台輪共に黒漆地に金銀蒔絵で葵紋や菊の花を表している。耳盥の見込(内面)には水辺の景を表している。6代藩主伊達宗村夫人となった徳川利根姫(1717~1745年)の調度と考えられる。伊達家寄贈文化財。
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