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更新日:2016年9月20日
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(支援室に来所しているお母さんたちの質問に答えて)
支援室利用者
Q:
1歳6か月の男の子。常に私の周りにベタベタし,追いかけてきます。2番目が生まれたら,赤ちゃん返りして大暴れれするのではないかと心配。このベタベタはいつ終わるのでしょうか。一人で遊ぶときもありますが,それは短時間ですぐ私のそばに戻ってきます。可愛いけれど心配です。
支援室スタッフ
A:
いつ終わるかということはなかなか難しいですが,少しでも一人で遊べる時間があるということからすれば,そう長く続くものではないと思われます。お母さんの見方として,ベタベタという点を強調して考えるのではなく,少し望ましい姿が出てきたということに注目することが大切です。
皆さんに共通のことですが,何か気になることがあるとそれにこだわってしまって,望ましい姿が見えなくなる傾向があります。むしろ何か気になることがあったら,その反対のことはないかと探してみることが大切です。そうすると子どもの本当の姿が見えてくるし,お母さんなりに見通しが持てるかもしれません。
ベタベタしてばかりで困った子どもだと思っていると,どうしても自分から引き離そうとしがちですが,それは逆効果であることが多いのです。例えば,「お母さんはご飯の用意をするから,ここに来て遊んだら」と言った方が良いのです。そういうお母さんの態度によって,子どもの側に「いつでもベタベタできる」という安心感ができれば少しずつ離れて遊べるようになると思われます。そして「一人で遊べるようになったね」とほめて認めたりしてあげれば,二番目を生めるようになるでしょう(笑)
子育てに限らず「受容」ということが大切だということがいわれていますが,これは子どもの,あるがままの姿を受け止めるということです。ベタベタする今の姿を受け止め,いつかは望ましい方向に変化すると思っていればだんだん実現するものです。逆にその姿を否定するところからは何も生まれません。
子育ては,だんだんお母さんを必要としなくなるように子どもを育てるということです。いずれはベタベタしなくなるのですから,今の内に十分楽しんでください。
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