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更新日:2025年8月13日
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蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。
主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
日本においては日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症としてみられていますが、デング熱に関しては2014年に国内感染例が報告されました。
蚊媒介感染症は熱帯、亜熱帯地域で流行しています。海外渡航の際には、渡航先の流行状況を外務省のホームページ等で確認しましょう。
なお、令和7年7月、中国(広東省)でのチクングニア熱の患者急増に伴い、外務省から注意喚起が行われています。
「虫よけ剤を使う」、「肌の露出を避ける」等の蚊に刺されないための対策を心がけましょう。
「蚊媒介感染症」(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)より画像抜粋
蚊媒介感染症の原因となるウイルスは、感染した人の血を吸った蚊(日本ではヒトスジシマカ)の体内で増え、その蚊がまた他の人の血を吸うときにウイルスを移し、感染を広げていきます。
日本国内で蚊媒介感染症を拡大させないためにも、「定期的な周辺の水たまりの除去・清掃」や「下草を刈る」等の蚊を増やさないための対策を行いましょう。
「蚊媒介感染症」(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)より画像抜粋
なお、仙台市では蚊媒介感染症対策の基本情報とするため市内各区の公園等で蚊の生息状況調査を実施しています。
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