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スマートフォン市場において可能性を広げる新たな価値を創出

スマートフォンに特化した広告マーケティング事業などを展開

当社の設立は2009年4月です。当初はガラケー（ガラパゴス携帯）向けの広告代理業を手掛けていましたが、翌2010年からスマートフォンに特化した広告マーケティング事業に転換。アジア、US、EUなど全世界対応で展開しているスマートフォン広告代理事業、ゲーム実況やオリジナル番組、esports大会の配信が楽しめるゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を始めとするスマートフォン向けプロダクトの企画開発を行うスマートフォンメディア事業、国内で初めてアプリ向け広告効果計測を実現した「F.O.X」を用いてのアドテクノロジー事業、サンフランシスコ、韓国、台湾、シンガポールに支社を構え、クライアントの海外進出を支援するグローバル事業という4つの事業が柱となっています。とくに広告のトラッキングやアクセス解析のできる「F.O.X」は4,000を超えるアプリに導入されており、国内ナンバー1のシェアを誇っています。常に進化を続けるスマートフォン市場において、黎明期から参入している強み、これまで構築してきたノウハウを生かし、広告効果の最大化を支援する最先端のサービスを提供しています。

アドテクノロジー領域の研究開発を始め、あらゆるミッションに対応

スマートフォン広告事業における事業拡大および運用体制の強化を図るため、2014年4月に仙台支社を設立しました。新たなソリューション開発、スマートフォンユーザーの行動分析や検証といった業務を担っています。スマートフォン業界は進化が早いこともあり、遂行するミッションも多岐にわたります。実際、仙台支社においても、ある時期にはスタッフ全員でデータをアーカイブし、サマリーを作るオペレーション業務に当たり、またある時期にはスマートフォンユーザーの行動分析や検証をするレポーティング業務を行うなど、ミッションの内容が変わります。柔軟な対応力が求められるわけですが、仙台支社のスタッフはどのようなミッションにも臨機応変に対応。この3年間だけでも大きな功績を残しています。仙台の良いところは当社にカルチャーフィットした人材が多いことです。現在21名が勤務。全員地元採用で平均年齢は26～27歳です。東京からのIターンやUターン、宮城の漁港で働いていた人など、ほぼ全員が他業種からの転職です。当社では採用に関して親会社であるサイバーエージェントと同様に「素直でいいやつ」を共通言語としていますが、仙台支社は「素直でいいやつ」のうえにチャレンジ精神が旺盛な人材にあふれています。オペレーティングやレポーティングのほか、新しいミッションも次々にもたらされますが、どのような業務でも柔軟に受け入れ、チャレンジしていく姿勢には感嘆しています。もちろん、仙台市からのサポートやバックアップ体制が充実していることも大きな魅力です。

イノベーションを推進し、ダイバーシティ化の一翼を担う

今後はイノベーションをキーワードにした展開を考えています。現状に満足してしまっては停滞と衰退を招くだけですので、チャレンジできる環境を整えることはもちろん、オペレーション業務などにおいても、我々が現在持っている技術を生かした新たなフォーマットを構築。それを凌駕するさらに新しいフォーマットを作ることで生産性を高めていきたいです。また、私が2012年のサンフランシスコ支社設立からの4年間同地で勤務し、2017年2月からはシンガポール支社の立ち上げにも携わった経験を生かし、海外の現場で得たエッセンスを伝えていくことで、スタッフのやり甲斐と成長を促したいと考えています。当社がグローバルスタンダード化を図ることで、仙台のダイバーシティ化が進み、国内でもさらに魅力的な都市になる一翼を担えれば嬉しいです。
（2017年7月取材）

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