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ページID:35581

更新日:2021年10月14日

ITを通じて様々なValueを提供し、地域活性化を目指す

イーストライズロゴ

イーストライズ株式会社

代表取締役社長
花塚 勇三郎 氏

若い世代が希望する仕事を首都圏から地域へ

花塚代表取締役社長写真当社は2013年5月、盛岡に本社を開設しました。当初より都市部におけるシステム開発プロジェクトを地方で行うニアショア開発を事業の柱の1つとして捉えており、盛岡はかっこうの土地でした。現在は地方のリソースを使ったニアショア開発のほか、システム開発、エンベデッドシステム開発などを展開しています。また、地元盛岡を中心に北東北のクライアントなどへオンサイトサービスも提供。さらにニアショア開発やオンサイト業務にまつわるコンサルティングも行っており、2017年度の最終売上は約8億円になる見込みです。2017年度、新たに花巻にファクトリーを設置したほか、同年9月に大分支社を開設したことにより、盛岡、花巻、仙台、東京、大分と全国に5つの拠点を展開。一般社団法人日本ニアショア開発推進機構から2017年11月に盛岡では初、東北では2社目、全国でも25社しかないニアショアベンダー企業の認定を受けています。首都圏のやりがいがあるプロジェクト開発などを地域に回して、若い世代が希望する魅力ある仕事をスタッフに提供。若い世代が地方で働くための受け皿になりたいと考えています。

スピード感あふれる行政の対応も魅力

東北の首都である仙台へは設立当初から進出を考えていました。進出に際しては仙台市の復興特区制度を活用。仙台支社を置いたことで首都圏のクライアントとの打合せもスムーズに行えるようになりました。また、ニアショアベンダー企業の認定を受けたことでテレワークス(TW)への対応も可能となり、仙台支社では、首都圏にある上場企業のニアショア開発も手掛けていけると考えています。レベルの高い業務を請け負うことは社員の成長を促す意味でもプラスですし、生まれ育った地で開発できる喜びも感じられるのではないでしょうか。優秀な地方のリソースを首都圏の企業も持てることになりますし、仙台支社におけるTW業務を軌道に乗せたいと考えています。仙台進出に関しては、仙台圏はもちろん、高速バスで1時間の山形圏も含めて、より多くの良質なリソースを得られることが大きなメリットです。実際、仙台支社の開設と同時に素晴らしい技術者を次々に採用できたことには驚きを覚えています。また、JR仙台駅から徒歩5分という好立地も地の利を得る意味で有意義でした。開設の際に利用させていただいた復興特区制度だけでなく、仙台市からは助成金制度でもバックアップを受けています。全国展開した経験から仙台市、宮城県の助成金補助の額は他県と比べ非常に大きいことも魅力です。同時にスピード感をもって対応してくれることも嬉しいです。

IT業界の大政奉還を仙台の地から興したい

現在、仙台で採用した18名が在籍していますが、3年以内で30名規模にし、ニアショアベンダーの中で立ち上げたTW事業を軌道に乗せ、外部に出ている社員を戻したいと考えています。結果として増加する売上を資金に自社開発の製品を創りたいですね。3年以内に完遂し、2020年には全社として社員200名、売上30億を達成し、集大成としての株式上場を目指しています。
仙台は東京と東北をつなぐ場所であると同時に北東北、南北海道と交流する場でもあります。地の利、リソースの確保に仙台はうってつけですし、東北の企業はまず仙台に拠点を置くことがポイントと言えるでしょう。本社のある盛岡が仙台からの刺激をうけてお互いのシナジーで東北全体が盛り上がることを望んでいます。折しも2017年は大政奉還から150年目。江戸にあった徳川幕府を地方勢力が変えたように、日本全国に拠点を置いてTW事業を展開し、若い人たちが地元で働ける環境を作るなど、IT業界の大政奉還を仙台の地から興したいですね。
(2017年12月6日取材)

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