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We Know SENDAI
ページID:40712
更新日:2022年3月18日
株式会社東北丸和ロジスティクス
代表取締役社長
平野 健治 氏
弊社は株式会社丸和運輸機関(本社、埼玉県吉川市)のグループ会社として23期目を迎えました。「コアビジネスへの集中」、「物流利益の拡大」、「商流利益の創新」、「物流品質の向上」など7つの項目を柱とする「AZ-COM(アズコム)7PL(SEVENPERFORMANCESLOGISTICS)」をパートナーとなる食品スーパーマーケットに提唱し、輸配送「桃太郎便」との2大ブランドをメインとして、3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業を展開しています。なかでも、低温食品物流に注力しており、常温、冷蔵、冷凍という3温度帯を管理できる物流センターを構築し、運営も手掛けています。さらに、お客様目線に立ったプロセスセンターの運営委託や地産地消に向けた調達支援など、物流の垣根を超えた食品スーパーマーケットに向けた物流提案を行うなど、あらゆる取組みをサポートするサービスも展開しており、そのことが弊社の強みになっていると考えています。
岩手から仙台に本社を移転登記したのは2018年10月です。それまでは北東北エリアの食品スーパーマーケットを中心に事業を展開してきましたが、東北の中心地である仙台に本社を移転することにより、食品スーパーマーケットだけではなく、あらゆる業種のお客さまを支援できる体制づくりを目指しています。また、本社移転に先立ち、同年7月に東北における基幹センターとして位置づけている『仙台長町センター(ウジエロジスティクスセンター)』の稼働がスタート。弊社のクライアントであり、地域密着型の食品スーパーマーケットとして地域ナンバー1の業績を誇るウジエスーパー様の点在している物流拠点を同センターに集約する狙いもありました。3温度帯における鮮度管理を中心として、各ベンダーからの商品をセンターへ入庫してもらい、店舗ごとの仕分けやピッキング作業などを行っています。1日平均で20~30万ピースの食品を取り扱っています。同センターの構築に当たっては仙台市から助成金等の補助を受けています。商品の供給や業務を効率的に行える立地環境には大変満足しています。また、徒歩3分圏内にJR東北本線の太子堂駅があり、交通アクセスも良好なので、人材確保の面でも大きなメリットとなっています。仙台本社には保育所と障害者就業支援施設を併設。障害者福祉施設を併設しているのは全国でも他に例がなく、「福祉とロジスティクスを融合した物流センター」、「女性が活躍する社会の仕組みの1つ」として高い注目を集めています。
弊社では365日、24時間稼働の『仙台長町センター(ウジエロジスティクスセンター)』を低温食品物流におけるビジネスモデルセンターとして捉えています。同センターの稼働以降、仙台圏における売上比率のウエートは高まりを見せており、食品スーパーマーケット業界のあらゆるお客様に貢献できる体制が整ったと自負しています。もちろん、さらなる業績拡大が期待されています。今後は地域ナンバー1であるウジエスーパー様との連携を土台として、県外の企業へも営業できるようなノウハウを構築し、仙台本社を中心に東北各地への営業活動を強化していきたいと考えています。様々な業種、企業が仙台へ進出することで、弊社のネットワークが広がることも期待しています。
(2018年10月31日取材)
株式会社東北丸和ロジスティクス
本社の所在地:宮城県仙台市太白区郡山6丁目7-20
仙台の所在地:宮城県仙台市太白区郡山6丁目7-20
拠点開設年:2018年
仙台拠点の主な事業内容:3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業
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