慌てて選んだ葬儀社に希望しないサービスを勧められ高額になった
親しい人との死別に際し、葬儀までの短時間で様々な判断が必要な中、冷静な対応ができないままに契約し、サービスの内容や請求金額に納得できないとする相談が寄せられています。
相談事例
- 急に母が亡くなり、慌てて葬儀社を調べ「家族葬30万円から」と広告していたところに依頼した。担当者との打合せで「お宅の場合は、希望のプランでは対応できない」と言われ、オプションを追加されていった。時間もないので、誰かに相談もできず勧められるままの内容で契約してしまった。広告の金額とはかけ離れており納得がいかない。
アドバイス
- 遺族は、葬儀のために様々なことを決めるよう判断を求められますが、検討や準備のための時間があまりありません。そのため、もしもの時に備えて葬儀の希望やイメージを考えて情報収集しておくことが大切です。可能であれば、事前相談なども利用し、あらかじめ大まかな内容を決め、費用などを確認し、依頼する葬儀社を見つけておくと落ち着いて準備することができます。
- 葬儀社との打合せの際は、提供されるサービスに何が含まれているか、オプションなどを追加することで費用がどの程度変わるのかなどをしっかり確認しましょう。特に、参列者の人数で増減する返礼品や会食などの項目には注意が必要です。
- 広告に表示された金額で、希望のサービスが受けられるとは限りません。葬儀社の打合せには、可能な限り複数人で対応し、見積書をよく見て、分からない点は確認しましょう。
参考
関連情報
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