ページID:70205
更新日:2023年8月22日
ここから本文です。
市場の仕組みと魚介類や野菜・果物、花の魅力を発信するため、仙台市中央卸売市場では、令和5年7月24日(月曜日)と26日(水曜日)に花き市場で、8月4日(金曜日)、5日(土曜日)に本場(水産・青果)で、「夏休み親子市場見学会」を開催しました。
見学会には、抽選で当選した小学生とその保護者の合計121名(7月24日21名、26日23名、8月4日35名、8月5日42名)が参加しました。
参加者は、普段見ることのない「せり(競り)」の様子など、早朝から行われている市場内での取引を見学し、小売店やスーパーで売られている魚介類や野菜・果物、花等の流通の仕組みを知りました。また、魚や果物の試食による「新鮮な味わい」や、フラワーアレンジメントなどを体験しました。
参加者は、卸売業者・仲卸業者から市場の流通の仕組みなどの話を聞き、卸売場では、実際に季節の花が「せり」にかけられる様子を間近に感じてもらいました。
参加者からは、「全国で生産された花や、海外から輸入された物が、どのような仕組みで花屋さんに並んで、自分たちの手に入るのかがわかり勉強になりました。」と感想をいただきました。
見学後は、街の花屋さんが講師として、フラワーアレンジメント教室を行いました。
アレンジメントの基本を教わってから、参加者ごとに用意された季節の花を使い自由に作成し、一つ一つ素敵な作品が完成しました。
ドライフラワーのミニブーケも作り、出来上がった作品は花瓶と共に参加者にプレゼントされました。子供たちに花を親しんでもらえた一日になりました。
水産卸売場では、迫力のある「せり」の様子や、大きなマグロをはじめとしたさまざまな魚介類の流通を間近で見学しました。実際にせり台に乗って、値段を表す手のサインである「手やり」の方法を学びました。
水産仲卸売場では、職人による、鮮やかなまぐろ解体に圧倒され、解体されたマグロの背骨から身を削ぎとる「中落ちかき」を体験しました。
その後、たくさんの野菜・果物がある青果卸売場を見学し、きのこのもぎ取り体験を行いました。
見学の後には、食品監視センターによる手洗いの講習を受け、手をきれいにした後、おいしい朝食をいただきました。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.