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更新日:2023年3月31日

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旬の食材 ほっき貝

仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬のほっき貝が入荷しています!

ほっき貝

ほっき貝

 

※NHK「もりすた!」2月2日放送の内容をもとに作成

ほっき貝の特徴

「ほっき貝」は正式名を「ウバガイ」といい、その大きさとおいしさから「貝の王様」とも呼ばれます。

旬は12月から5月頃までで、冬の冷たい海水で引き締まった身は食べ応えがあり、噛めば噛むほど、うま味

と甘みを感じることができます!

産地は主に北海道や青森県、宮城県の沖合で、水深の浅い砂底に生息していて、褐色の殻は産地によっては

黒ずんだ色に見えることもあります。

各漁協によって資源管理が行われていて、捕獲できる貝の大きさは9.5センチ以上などと決められています。

大ぶりな「ほっき貝」は高級な寿司ネタとしても知られていますね。

山元町のほっき貝事情

郷土料理「ほっきめし」でおなじみの宮城県山元町では、2011年の震災による影響で、漁に出れない時期も

ありましたが、現在では1日当たりの水揚げ量は震災以前の水準まで戻ってきています。

ほっきめし

 

おいしい「ほっき貝」の選びかた

では、その「貝の王様」の選びかたです!

殻付きほっき貝の選びかた

殻付きを選ぶ場合には、殻にツヤがあり、大きくずっしりと重いものを選びましょう!

むき身のほっき貝の選びかた

生のむき身の場合ですと、身がダラーッと伸びているものは鮮度が落ちていますので注意が必要です。

何事も、シャキッと引き締めていくことが大事ですね!

 

「ほっき貝」はビタミンB12が豊富

ほっき貝はビタミンB12が豊富

「ほっき貝」には、ビタミンB12が豊富に含まれています!

ビタミンB12は、赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳からの神経伝達を正常に保つ働きが

あるとされています。

ほっき貝にはアミノ酸もたっぷり

また、タウリンやアラニン、グリシンといったアミノ酸類もたっぷりです!

 

「ほっき貝」のおいしい食べかた

「ほっき貝」の下処理

「ほっき貝」は砂抜きが難しいこともあり、ウロと呼ばれる砂を多く含む黒い部分(内臓)は食べずに捨てる

ことが多いです。ウロは水洗いで簡単に取り除くことができます。

 

「ほっき貝」の刺身

ほっき貝の刺身新鮮な「ほっき貝」はそのままお刺身にして、コリコリとした食感を楽しむのもおすすめです。

 

「ほっき貝」のバター炒め

刺身も良いですが、「ほっき貝」の甘さは、加熱することでより引き立ちます!

ここでは、甘さ引き立つ「ほっき貝」のバター炒めをご紹介します。

ほっき貝のバター炒め1

「ほっき貝のバター炒め」はフライパンにバターを溶かしたら、食べやすい大きさに切った「ほっき貝」を

入れて炒めるだけ!

 

ほっき貝のバター炒め2

加熱し過ぎると縮んで硬くなってしまいますので注意です。身が赤くなったら完成のサインです!

 

ほっき貝のバター炒め3

「ほっき貝」とバターに塩気がありますので、お好みでコショウや醤油で香り付けをすると、より「ほっき貝」

の甘みを堪能できます。

 

ほっき貝のバター炒め完成!

 

これからが一番おいしい「ほっき貝」。芳醇なうま味、甘みをぜひご賞味ください!

お問い合わせ

経済局中央卸売市場管理課

仙台市若林区卸町4-3-1

電話番号:022-232-8124

ファクス:022-232-8144