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更新日:2024年9月13日
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市場の仕組みと花や魚介類、野菜・果物の魅力を発信するため、仙台市中央卸売市場では、令和6年7月22日(月曜日)、24日(水曜日)に花き市場で、8月19日(月曜日)、20日(火曜日)に本場(水産物部・青果物部)で、「夏休み親子市場見学会」を開催しました。
見学会には、小学生とその保護者の合計122名(7月22日16名、24日19名、8月19日46名、20日41名)が参加しました。
参加者は、普段見ることのない「せり(競り)」の様子など、早朝から行われている市場内での取引を見学し、スーパー等で売られている花や魚介類、野菜・果物の流通の仕組みを知ることができました。
参加者は市場内を見学しながら、市場開設者・卸売業者・仲卸業者から花の流通の仕組みについての説明後、せり人とのやり取りを買受人の近くに座わり、間近で見てもらいました。
参加者からは、「せりの時に声が大きく、早くてびっくりした。」「普段入ることが出来ない市場の中が見られ、子どもにとっても市場のいろいろな仕組みを知れて、よい体験となった。」などの感想をいただきました。
見学後は、街の花屋さんを講師としてお迎えし、フラワーアレンジメント教室を行いました。
アレンジメントの基本を教わってから、各組ごとに用意された花材で作品を作成し、出来上がった作品は、花瓶と共に参加者にプレゼントされました。
暑い中でしたが、花に親しんでもらえる見学会になりました。
大きな声が飛び交う「せり」の見学
売り場内を見学し、説明を受ける様子
講師の先生によるフラワーアレンジメントのお手本
みんなで協力しながら行うフラワーアレンジメント
水産卸売場では、迫力のある「せり」の様子や、大きなマグロをはじめとしたさまざまな魚介類の流通を間近で見学しました。実際にせり台に乗って、値段を表す手のサインである「手やり」について学びました。
水産仲卸売場では、職人による、鮮やかなマグロ解体に圧倒され、解体されたマグロの背骨(中骨)から身を削ぎとる「中落ちかき」を見学しました。
たくさんの野菜・果物がある青果卸売場では、野菜・果物が運ばれる様子を見学し、スイカの試食も行いました。その後は、キノコの収穫体験をしました。
見学・体験の後には、食への感謝を改めて感じてもらおうと、「いただきます」の意味を参加者全員で考えました。その後、食品監視センターによる手洗いの講習を受け、手をきれいにし、おいしい朝食をいただきました。
参加者からは「近くでマグロの解体を見ることができ、迫力もあってよかったです。」「キノコ収穫が楽しかったです!」「食品流通、衛生、とても勉強になる会で、娘とたくさん会話ができ、とても楽しく過ごせました。」などの声をいただきました。
たくさんの大きなマグロが並ぶ売り場の見学
せり台にのぼり「手やり」を学ぶ様子
こどもたちが興味津々に見守るマグロの解体
甘くておいしいスイカの試食
貴重なキノコの収穫体験
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