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更新日:2025年3月19日

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7「雇用・就労」に関する疑問 精神保健福祉ガイド はあとぺーじ

7「雇用・就労」に関する疑問

  1. まだ、仕事をする自信がないのですが、どうしたらよいでしょうか?
  2. 就労に関する相談や支援をする機関はありますか?
  3. 職探しの方法などを勉強できるところはありますか?
  4. 職場の悩みを聞いてくれるところはありますか?
  5. 仕事を続けていく上でどんなことに注意したらよいですか?

7-1.まだ、仕事をする自信がないのですが、どうしたらよいでしょうか?

長い時間集中することや、たくさんの人の中で仕事をすることはなかなか大変ですね。少しずつ身体と心を慣らしながら、自分の力と自信をつけていくことが必要です。
「働きたいけど、まだ自信がない」「他の人とのつきあいが苦手」という方は、社会生活や就労に必要な能力の向上を図るため、障害福祉サービス事業所や小規模地域活動センターを利用してみてはいかがでしょうか。
また、「仙台市生活自立・相談センターわんすてっぷ」では、生活に困窮する方からの相談を受け、生活や仕事さがしで困っている方のさまざまな悩みに対して、ひとりひとりに合った支援プランを考え、一緒に問題からの早期脱却を目指します。

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区別施設一覧 青葉区(東部) 青葉区(西部) 宮城野区 若林区 太白区 泉区

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7-2.就労に関する相談や支援をする機関はありますか?

障害のある方の就労に関する相談窓口や、就労を続けていくために必要な作業能力や対人関係能力、環境の変化に適応する力などを取り戻すための訓練を受けることができる制度があります。また、就労に関する相談や講習を行っている施設がありますので気軽にお問い合わせください。

仙台市障害者就労支援センター

内容

障害のある方本人・家族からの就労に関する相談、企業からの雇用に関する相談に応じ、就職活動から職場定着まで一貫した、就労に関わる支援を行います。

実施事業

  1. 窓口、電話、ファクス、メール等による就労相談、企業訪問等による雇用相談
  2. 機関誌の発行、インターネットホームページでの情報提供
  3. その他、セミナーの開催、企業や支援機関向けの講座の実施、障害者就労支援ネットワークづくりなどに取り組みます。

業務内容

  • 就労全般にわたり本人や家族、事業主からの相談に応じます。
  • 就職に向けた実習・訓練を実施するほか、求職活動や職場定着のサポートを行っています。

問い合わせ先

〒981-3133 仙台市泉区泉中央2-1-1 泉区役所東庁舎5階
電話:022-772-5517 ファクス:022-772-5519
ホームページURL:仙台市障害者就労支援センターのホームページはこちら(外部サイトへリンク)
Eメール:info@sendai-wsc.jp

ハローワーク仙台(仙台公共職業安定所)

業務内容

障害者対象求人の受理、職業相談、職業紹介業務を行っております。ハローワークの紹介で障害のある方を採用した事業主に対しての援護制度があります。支給要件等があり、どの制度も必ず活用できるわけではありません。詳細は担当職員にご確認ください。

問い合わせ先

〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル4階
専門援助第二部門
電話:022-299-8829 ファクス:022-299-8823

援護制度一覧

援護制度

概要

期間

障害者トライアル雇用
(試行雇用)

ハローワークの紹介により、精神障害者等を試行雇用した事業主に対して1ヶ月40,000円のトライアル雇用奨励金を支給します。予算の範囲内での実施となります。

3ヶ月

障害者短時間トライアル雇用
(ステップアップ雇用)

精神障害者の障害特性に鑑み、短時間の就業から始め、一定の期間をかけて、仕事や職場への適応状況等をみながら、徐々に就業時間を伸ばしていくことで常用雇用への移行を目指します。
事業主に対し、1ヶ月2万円を支給します。予算の範囲内での実施となります。

3ヶ月~12ヶ月

特定求職者雇用開発助成金

ハローワークの紹介により、精神障害者等を常用雇用した事業主に対して賃金の一部を助成します。(助成額は30万~240万まで定額方式)

1年間から3年

職場適応訓練

ハローワークから受講指示を受け事業所内での実地訓練を行うことにより、職場に対する心理的な不安を除きながら技能を身につけ、作業環境への適応を容易にさせることを目的とします。訓練終了後はその事業所に引き続き雇用してもらう制度。現在は主に新卒知的障害者に活用。

6ヶ月以内(中小企業における訓練及び重度障害者に係る訓練は1年以内)

宮城障害者職業センター

業務内容

障害のある方に対して、就職や職場定着、職場復帰に関する相談および、事業主を対象として、障害のある方の採用や職場定着、職場復帰に関する各種の支援を行っています。
また、就労支援機関を対象とした助言援助、各種研修を実施しています。

問い合わせ先

仙台市宮城野区幸町4-6-1
電話:022-257-5601 ファクス:022-257-5675
センターのホームページはこちら(外部サイトへリンク)

支援一覧

支援

内容

ジョブコーチ支援

ジョブコーチ支援では、勤務先の事業所へジョブコーチが訪問し、障害のある方の職場定着を目的として作業支援や相談支援、職場環境の改善のためのきめ細やかな支援を行います。あわせて、事業所に対しては、障害のある方への指示や指導方法、コミュニケーションの方法などについて合理的配慮を踏まえた雇用管理について助言援助を行います。

職業準備支援

職業準備支援は、就職し、長期の職場定着を目的とした約3か月間の支援プログラムです。職業準備支援室に通いながら事務や製造、商品管理などの様々な作業を体験し、自分に合った仕事について考え、さらに病気や障害に関しての自己理解を深め、その基本的な対処方法を身につけるための各種の講座を受けることができます。

また、企業見学や職場実習を行い、就職に向けたサポートを行っています。

リワーク支援

リワーク支援は、うつ病などの精神的な疾患を原因として、企業を休職している方が職場復帰するための約3か月間の支援プログラムです。リワーク室に通い個別相談、グループワークを受けながら生活リズムの立て直しや就業に必要な体力の向上、体調の自己管理方法やストレス対処の方法、コミュニケーション方法の見直しなどを行い、円滑な職場復帰を目指します。

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7-3.職探しの方法などを勉強できるところはありますか?

向日葵ライフサポートセンターでは、就労を希望する在宅の精神障害のある方及びその家族を対象にした「就労セミナー」を開催し、ハローワークの利用の仕方や就労に関する制度などをテーマにした講演会を開き、情報提供を行っています。
また、ハローワークや地域活動推進センターなどの各相談窓口でも相談に応じますので気軽に相談してください。

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7-4.職場の悩みを聞いてくれるところはありますか?

「職場の人とうまく話ができない」「失敗してしまった」「仕事があわないような気がする」など、働くことにはいろいろな悩みがつきものです。一人で悩まずに、家族や友だち、主治医、施設の指導員など、あなたが信頼できる人に話を聞いてもらうと安心します。電話相談などを利用してもよいでしょう。また、地域活動推進センターの交流の場や、施設などに通っていたことのある人はそこを訪ねて仲間や職員の顔をみることもいい気分転換になりますよ。

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7-5.仕事を続けていく上でどんなことに注意したらよいですか?

病気のことを知られたくなくて、職場に対して黙っている人もいるかもしれませんね。でも、病気とのつきあいもあなたの大事な一部分です。服薬の継続と、疲れたときは無理をしないで休むようにしながら、定期的な通院時間も確保することが必要です。
職場に病気のことを理解してもらって働くことが一番ですが、自分で説明することが難しければ、病院のソーシャルワーカーや区保健福祉センターの精神保健福祉相談員、保健師の力を借りてはどうでしょうか。
もちろん「ぐち」を聞いてもらう相手も確保しておきましょう。

私の場合

  • 仕事を続けるこつは、まず1週間を乗り越え、1ヶ月目を乗り越える、あとは大丈夫。
  • 病気を隠して面接に行った。履歴書には入院中の期間はボランティアをやっていたと嘘を書いた。精神病ではないとの誓約書も書かされた。慣れてきた頃はきつくなり、以前よりひどい状態になって、元に戻るまで半年かかった。自分は、もう、そういうことはやらないけれど、若い人は一度経験してもらってもいいと思う。無理をするのは大変なことだと納得できるから。

 

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お問い合わせ

健康福祉局精神保健福祉総合センター

仙台市青葉区荒巻字三居沢1-6

電話番号:022-265-2191

ファクス:022-265-2190