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更新日:2025年9月2日
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市場の仕組みと花や魚介類、野菜・果物の魅力を発信するため、仙台市中央卸売市場では、令和7年7月21日(月曜日)、23日(水曜日)に花き市場で、8月18日(月曜日)、19日(火曜日)に本場(水産物部・青果部)で、「夏休み親子市場見学会」を開催しました。
見学会には、小学生とその保護者の合計116名(7月21日9組19名、23日5組12名、8月18日15組41名、19日15組44名)が参加しました。
参加者は、普段見ることのない「せり」の様子など、早朝から行われている市場内での取引を見学し、スーパー等で売られている花や魚介類、野菜・果物の流通の仕組みを知ることができました。
卸売場と仲卸売場では、この日入荷している花を見学しながら、市場の役割や花の流通の仕組みなどの説明を聞きました。
せり場では、せり人と花屋さんなどの買受人との取引を間近で見てもらい、花に値段が付く瞬間を体感してもらいました。
市場内を見学した後は、フラワーアレンジメント教室を行いました。講師としてお迎えした街の花屋さんから、アレンジメントの基礎を教えていただき、用意された花材を使って、各自思い思いの作品に仕上げました。
参加した皆さんには、市場や花に親しみを感じてもらえる見学会になりました。
「せり」の見学
卸売場での説明
講師による説明
アレンジメントの作成
水産卸売場では、迫力のある「せり」の様子や、大きなマグロをはじめとしたさまざまな魚介類の流通を間近で見学しました。また、実際にせり台に乗って、値段を表す手のサインである「手やり」について学びました。
水産仲卸売場では、鮮やかなマグロ解体を見学した後、解体されたマグロの背骨(中骨)から身を削ぎとる「中落ちかき」を体験しました。
たくさんの野菜・果物がある青果卸売場では、参加者の前で切り分けた美味しいスイカの試食を行いました。その後は、キノコの収穫体験をしました。
見学・体験の後には、食への感謝を改めて感じてもらおうと、参加者全員で「いただきます」の意味を考えました。その後、食品監視センターによる手洗いの講習を受け、手をきれいにし、おいしい朝食をいただきました。
参加者からは「普段は目にすることのない、食品がスーパーマーケットに運ばれてくるまでのことを知ることで、『いただきます』『ごちそうさま』という一言にこれからは感謝をこめようと思いました。」「せりが近くで見られて迫力満点でした。」などの声をいただきました。
せりが始まる前のマグロ売場の見学
せり台にのぼり「手やり」を体験する様子
大好評のマグロの解体
甘くておいしいスイカの試食
楽しいキノコの収穫体験
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