ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 仙台・芭蕉の辻に東北・新潟の情報発信拠点整備
ページID:61154
更新日:2024年5月7日
ここから本文です。
株式会社第一広告社 代表取締役 尾形雄一郎さん(中)と担当の皆さん
「第3回仙台市交流人口ビジネスコンテスト」において、ビジネス部門の優秀賞を受賞したのは、株式会社第一広告社による「東北・新潟プロモーション連携拠点事業『芭蕉の辻プロジェクト』」だ。広報活動や商品販売など一連のプロモーションを一気通貫で行える情報発信拠点を芭蕉の辻に作り、地域一帯を盛り上げていくことを目的とした事業。芭蕉の辻に位置する複合施設「CROSS B PLUS」を中心として、東北・新潟の情報を集約し、全国、そして世界へと発信していく。
芭蕉の辻に位置する複合施設「CROSS B PLUS」
芭蕉の辻は「江戸時代から高札場を中心として人が多く集まる場所だった」と語るのは代表取締役の尾形雄一郎さん。そういった歴史的背景も踏まえ、古くから街の中心であった芭蕉の辻エリアを再び活性化することで東北・新潟全体を盛り上げたい、という思いで今回の事業を考案した。東北・新潟の情報を世界に発信していく拠点とするだけでなく、情報を集約することで地元の方にも楽しんでもらいたいという狙いもある。
併設のビール醸造所で醸造されたクラフトビール
さらに情報の集約・発信拠点に加えて「新たな商品の開発・販売も行っていきたい」とのこと。CROSS B PLUSはカフェレストランとしても営業しており、東北・新潟の食材を用いたオリジナルの創作メニューや施設に併設されているビール醸造所で醸造されたクラフトビールが楽しめる。クラフトビールの醸造所として仙台市内では他に類を見ない規模のもので、尾形さんは「地元にはこんなにおいしいものがあったんだ、という発見につながればうれしい。提供しているクラフトビールはIPAという、ホップの香りと苦味を楽しめるもの。仙台発のブランドとして発信していきたい」と意気込む。
CROSS B PLUSはイベントスペースとしてもさまざまな形で活用できる施設。レストランとしては国内最大級の大型LEDビジョンが2面設置されているのが最大の特徴で、「プロモーションをはじめ、さまざまなイベントに活用してもらいたい」とのこと。「情報・人・ものがクロスする場所」を目指すCROSS B PLUSに今後も注目していきたい。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.