ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 釣りを通じ三陸の海を楽しむブルー・ツーリズム考案
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更新日:2024年5月7日
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近畿日本ツーリスト株式会社仙台支店の伊藤隆祐さん(左)と伊藤亮嗣さん
「第3回仙台市交流人口ビジネスコンテスト」においてビジネス部門の特別賞を受賞したのは、近畿日本ツーリスト株式会社による企画。「世界三大漁場(三陸・金華山沖)を生かした『ブルー・ツーリズム 仙台・宮城』の創出・推進」と題して、三陸の海の魅力を発信するべく、釣りをメインテーマにしたブルー・ツーリズム事業で、今後半年以内の実現を目指す。
インフルエンサーとして活躍中の釣りガール
「漁業や水産の面からアプローチしたブルー・ツーリズムはあるが、釣りなどのアクティビティをメインにしたものはあまり見られない。アクティビティを楽しむという観点から三陸の魅力を発信していきたい」と語る伊藤隆祐さん。さらに釣りの体験だけで完結させるのではなく「海の生態系について知ることができる仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)を訪ねたり、自分で釣った魚を仙台市内の飲食店で料理してもらい、実際に食べてみたり」と、さまざまに展開していくことを見込んでいる。
用具の貸出や船の手配などもツアーの内容に含まれるため、初心者でも気軽に利用できるのも魅力だ。「自分で釣った魚を食べるという経験がお子さまの食育にもつながるのでは」とのこと。さらにより多くの方に釣り体験を楽しんでもらうために考案したのが、インフルエンサーとして活躍する「釣りガール」を船釣りのガイドとして起用すること。「釣りガールの方々の力もお借りして、三陸を釣りという観点から盛り上げていきたい」と語る。
釣りをメインテーマに三陸の魅力を発信
伊藤隆祐さんは宮城県塩竈市出身。水産資源が豊かな街で生まれ育った。以前から抱いていた「三陸の海の魅力をもっと発信していきたい」との思いが、今回のプロジェクトへつながった。地元の方へも改めて魅力を伝えることで、シビックプライドの向上も見込んでいる。伊藤亮嗣さんは、地元を誇りに思うことで「皆さんの仙台市に残りたいという気持ちが醸成されれば」と期待を込めて語る。外から人を呼ぶだけにとどまらない本事業に今後も注目していきたい。
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