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更新日:2024年5月7日
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第4回仙台市交流人口ビジネスコンテスト・アイデア部門において優秀賞を受賞したのは、東北大の「チーム#仙台超聖地化計画」のメンバー。「仙台超聖地化計画」と題して、仙台市内に様々な映画作品の「聖地」を作り出したいと意気込む。
東北大「チーム#仙台超聖地化計画」のメンバー
仙台超聖地化計画とは、仙台市がロケ地となった映画に関する新たな楽しみ方を提案し、仙台市を様々な映画作品の聖地として盛り上げていきたいという考えから生まれたプロジェクトだ。経済学部3年生の大宮捺維さんによると、「映画のシーンに入り込めるというサービス、そして観光客の方がSNSに投稿した写真から新たなロケ地を発掘するという企画」のふたつのプランから成り立っている。
映画作品のロケ地ごとに用意された二次元コードをスマートフォンで読み込むだけで、映画のワンシーンに入り込む体験ができる。またAR技術を応用し、「スマートフォン上で映画の該当シーンが再生され、実際の風景と映画の登場人物が融合した映像を楽しめる」というサービスも実現できればと考えているとのこと。ロケ地を回るごとにポイントが加算される仕組みで、ポイントの加算数に応じて電子クーポンが獲得できたり、コンプリートすることで特典を受けることができるようなアイデアもある。
「映画」をコンテンツとしたAR技術をロケ地巡りに生かすことを提案
新たなロケ地を発掘するという試みについては、「仙台市を訪れた観光客の方に、撮った写真をハッシュタグ付きでInstagramに投稿してもらい、せんだい・宮城フィルムコミッションの方に審査していただきたい」という。審査を通過したロケーションをせんだい・宮城フィルムコミッションのウェブサイトに掲載してもらうことで、「今はまだ発見されていない場所の魅力も広めていきたい」という。自分が発見した場所が実際に映画のロケ地として使われることがあれば、「自分が聖地を発見した」という他にはない体験も可能だ。
新たなロケ地を募る試みなどアイデアについて話し合うメンバー
仙台市は『アイネクライネナハトムジーク』や『ママレード・ボーイ』など数々の映画作品のロケ地でありながら、いわゆる「聖地」と呼ばれるまでには至っていない現状がある。「仙台市全体を映画で活性化させるきっかけになれば」と考案された、仙台市に新たなカルチャーを呼び込むプロジェクトとなった。
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