ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 大学生が考案 四季折々の仙台でのナイトツーリズム
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更新日:2024年7月30日
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第5回仙台市交流人口ビジネスコンテストにおいて、アイデア部門特別賞を受賞したのは、いぐすぺ仙台@大嶋研究室「ナイトチーム」の考案する「仙台でナイト!~四季折々のナイトツーリズムプロジェクト~」というプロジェクト。仙台市交流人口ビジネス活性化戦略2024における「エリア別ブランディングプロジェクト」に着目し、独創性のあるアイデアを既存のイベントやお祭りと連動する形でブラッシュアップ。四季折々のナイトイベントを企画する取り組みだ。
いぐすぺ仙台@大嶋研究室「ナイトチーム」のメンバー
ナイトコンテンツの充実を目指すという発想に至った背景として、「観光について調べる中で、ナイトツーリズムが世界的に観光・交流促進策として注目されていることを知った」と話してくれたのは、宮城大学事業構想学群事業プランニング学類4年生の鈴木勇人さん。「海外の観光客の方の視点では日本は他の国と比べてナイトコンテンツに乏しいという印象があると聞く。改めてナイトツーリズムに力を入れて取り組むことで観光資源としての魅力をアップできれば」と意気込む。仙台市の観光課題解決に寄与できればとの思いもあり、新たな視点で観光コンテンツの考案を目指す。
「ナイトツーリズム」の活性化にむけていろいろなアイデアが出た
本プロジェクトで評価された点は、エリア別に考案されたナイトコンテンツというだけではなく、四季折々のイベントに即した内容であるという点にもある。例えば春には仙台市の中心部で、青葉まつりが開催される日の夜に誰でも参加できるダンスフェスティバルを企画。地元の人はもちろん、観光客も飛び入りで参加できるようなイベントにすることで、新たな体験価値の創出を目論む。定禅寺通のライトアップも春らしいピンク色で行い、季節に合わせたイメージで気分を盛り上げるような計画だ。
他の季節にも、「灯籠流し」を仮想空間でも行うことで全国各地から気軽に参加・体験できるようにしたり、クラフトマン(職人)をテーマにした独自の夜市を開催したりと、様々な切り口からのナイトコンテンツの充実を図ることを考えている。
所属するゼミ大嶋研究室の活動について
仙台市で体験できるナイトコンテンツを増やすことで観光客のナイトツーリズム需要に応え、ひいては仙台市が東北をリードするような観光地へと成長していくことを目標としている。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類4年生の上郡山華菜さんは、「持続的な仙台の発展を目指し、観光分野でも若い世代がリーダーシップを発揮していければ」と語ってくれた。
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