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更新日:2024年5月7日
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第4回仙台市交流人口ビジネスコンテストにおいて、ビジネス部門優秀賞を受賞したのは株式会社JTB仙台支店考案のエンターテインメントバス「SENDAIヒカリノBUS」という事業だ。仙台市の冬の風物詩であるSENDAI光のページェント開催期間に合わせて、宮城県内で唯一のオープントップバスを運行。新しい「冬の仙台の夜景」の楽しみ方を提案する。
JTB仙台支店の営業開発プロデューサーの佐藤和則さん
「冬の仙台で楽しめるアクティビティー、そして宿泊を伴うナイトタイムエコノミーを考えたときに思いついたのがSENDAI光のページェントを活かしたプログラムだった」と話してくれたのは、株式会社JTB仙台支店営業開発プロデューサーでありBPOプロジェクト長の佐藤和則さん。SENDAI光のページェントの新たな楽しみ方を提案するべく、SENDAIヒカリノBUSというプログラムを考案した。
オープントップから光のページェントを撮影する参加者
SENDAI光のページェント期間にオープントップバスを運行するというアイデア自体は以前からあったとのこと。ただ当時は宮城県内にオープントップバスを保有しているバス会社がなく、東京からレンタルしての運行となった。その関係でコストが高く、継続していくのが難しかったことから、プロジェクトが頓挫してしまった過去があったが、現在は宮城県内のバス会社である株式会社タケヤ交通の保有するオープントップバスを活用することでコストダウンに成功し、2022年より運行を開始した。
宮城県内唯一のオープントップバス運行ということで話題性もある。また仙台市内の多様な夜景の魅力を発信することで、仙台市の冬の風物詩であるSENDAI光のページェントを新たなエンターテインメントへと昇華する狙いも。佐藤さんは「このプログラムを通じて、素敵な偶然の出会い、セレンディピティを楽しんでもらいたい」と語る。
バス会社のタケヤ交通所有のオープントップバス
バスガイドによる解説は最低限に留め、基本的には夜景をゆっくりと楽しんでもらうスタイル。車内でドルチェやワインを楽しめるプランなども用意している。今後も運行コースや趣向に工夫をこらし、常に新鮮な驚きや感動を届けられるよう、ブラッシュアップし続ける。
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