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更新日:2024年5月7日
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第4回仙台市交流人口ビジネスコンテスト、アイデア部門大賞を受賞したのは、宮城学院女子大学宮原ゼミに所属する「むすび姫」というチームだ。「仙台シェアサイクルプロジェクト」と題し、仙台市周辺の飲食店や観光地、商業施設などと提携して、仙台市内のシェアサイクルサービスである「仙台コミュニティサイクル DATEBIKE」を活用した新しい観光モデルコースを提案する。
宮城学院女子大学 宮原ゼミ むすび姫のメンバー
「いくつかの観光テーマを設定してテーマごとのモデルコースを作成する他、クイズや謎解き要素を絡めて、仙台市内各地にあるシェアサイクルの設置場所、サイクルポートを回ってもらうプランなども考えています」と話してくれたのは林愛乃さん。具体的なモデルコースのアイデアとしては、「アートをテーマにしたものを考えている」とのこと。仙台駅西口をスタート地点とし、宮城県美術館や洗練された雰囲気の雑貨店、喫茶店などを巡るコースで、観光テーマに則したサイクルポート近くの施設・店舗を紹介する形となっている。モデルコース内で紹介する飲食店や商業施設との提携も考えており、「自転車の走行距離に応じて電子クーポンを配布したり、仙台市内のサイクルポートを巡るスタンプラリーのようなイベントを行うといった案もあるそうだ。
自転車を活用することで観光客の回遊性を高める狙い
「仙台シェアサイクルプロジェクト」を考案したきっかけは、林さんによると「新型コロナウイルス感染症の流行以降、旅行に関する意識が変わったこと」だという。少人数での旅行が好まれるようになったこと、感染症対策の観点からアウトドア志向が強まったことからシェアサイクルに着目した。
アイデアを出し合う「むすび姫」のメンバー
仙台コミュニティサイクルDATEBIKEを「通勤・通学だけではなく、観光にも活用したい」という思いもある。シェアサイクルの観光利用促進は、仙台駅周辺にとどまらない観光客の回遊性にも寄与できると考えた。「地元の方だけではなく、県外からの観光客にも楽しんでもらいたい」と語る後藤瑠佳さん。「仙台という街のファンになってほしい」という思いから生まれたアイデアが評価された。
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