ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 青葉山エリア活性化へ 演武ショーや体験イベント
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更新日:2024年5月7日
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第4回仙台市交流人口ビジネスコンテスト、ビジネス部門の大賞を受賞したのは合同会社白Aが考案した複合型エンターテインメントイベント「伊達パーク」。青葉山公園全体を活用して行われるイベントで、2023年4月に第1回目の「伊達パーク」が開催された。地元の方はもちろん、県外からの観光客やインバウンド需要にも応える誰もが楽しめるエンタメであることがひとつのテーマ。将来的には定期的にイベントを開催することを目標としたプロジェクトだ。
合同会社白Aの菱沼勇二さん
仙台の観光を盛り上げること、そして「伊達政宗公の騎馬像が地震で受けた傷を修復して戻ってくるタイミングで、お祝いの意味も込めてイベントを開催したかった」と話してくれたのは、合同会社白Aの菱沼勇二さん。青葉山公園周辺のエリアは仙台城跡をはじめとした著名な観光スポットではあるものの、コンテンツが少なく、エリア全体の回遊性も高いとは言えない。また、地元の方が訪れるきっかけも少なく、海外からの観光客にはまだ魅力が知られていない場所でもある。こういった背景が青葉山エリアに着目するきっかけとなったという。
青葉山公園周辺エリアでさまざまなイベントを実施する複合型エンターテインメント
「観光客はもちろん、宮城・仙台の方も楽しめると同時に、インバウンド観光客からも人気の観光スポットにしていきたい」という思いから、さまざまなショーや体験を組み合わせた複合型エンターテインメントイベントを考案。「英語対応を充実させる他、ノンバーバルな(言葉を使わない)コンテンツも提供していきたい」という。
青葉山公園全体を広く活用することで、エリア一帯の回遊性を高める工夫をしている。おもてなし集団「伊達武将隊」も協力し、演武ショーや謎解きなどを実施するとともに、プロジェクションマッピングやナイトショーなど、夜間のプログラムも用意し仙台市の観光課題のひとつであるナイトタイムエコノミーにもアプローチする。
ライトアップなど夜間に実施するイベントも
4月に開催した際には過去に例がないほどの集客があったとのこと。一方で「交通混雑をはじめ新たな課題も見えた」と今後を見据える菱沼さん。「定期開催を目指し、官民一体で盛り上げていきたい」と力を込めて語ってくれた。
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