ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > アプリで手軽に観光ルートをコーディネート
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更新日:2024年5月7日
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株式会社NTT東日本-東北の大崎雄也さん(左)と吉岡凌さん
「第3回仙台市交流人口ビジネスコンテスト」において、アイデア部門の優秀賞を受賞したのは、株式会社NTT東日本-東北による「‑ワンタッチで仙台から始まる東北旅‑ これまでの旅行計画の苦労を、【オリジナル旅行】を見つけるワクワクへ」という企画。「旅行計画の苦労を減らす」というコンセプトに基づき、出発地や目的地、そして趣味・嗜好を入力するだけで自動的に観光ルートを作成するアプリを製作するというアイデアだ。
サービスの事業イメージ図
パートナービジネス部の大崎雄也さんは、発想に至ったきっかけは「自分が観光客として旅行したときに感じた不便さだった」と語る。「行きたい場所を調べるだけではなく、実際に行けるのかどうか、どのような順番で回ればいいのか、幾度も検証する必要がある」という旅行時の悩みに着目し、より気軽に旅行を楽しむためのサービスがあれば、との思いから企画したのが今回のアプリだ。
メリットとして、パッケージツアーよりも気軽に利用できること、そして利用者の求める条件を満たした観光ルートとそれに合わせた観光スポットを、アプリが自動的に構築するため「自分の知らない観光スポットの情報も手に入りやすい」ことなどが挙げられる。知名度は低くとも魅力的な観光資源への集客にも貢献が期待できる仕組みだ。
コロナ禍のため、オンラインでの打ち合わせを重ね企画を構築した
宮城県を「東北の玄関口」と位置づけて、仙台市を起点とした東北観光のルートを提案するプランも。また地元に住んでいる方の利用も想定したアプリとのことで、設備部宮城サービスセンタの吉岡凌さんは「新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、県外への旅行をためらう方も増えている。近場での旅行を考えている方にも、これまで知らなかった宮城・仙台の新たな魅力を発見してもらえたら」と意気込む。
データサイエンスを学んだという大崎さんによると「観光客の情報データを、一元的に入手することができる」点もこのアプリの強みとのこと。循環的な交流人口ビジネス活性化に繋がる本事業の実現に期待したい。
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