ここから本文です。
ページID:87212
更新日:2026年6月3日

アクセンチュア株式会社
アクセンチュア・アドバンスト・
テクノロジーセンター仙台
センター長 菊地 文人 氏
鈴木 鉄平 氏
弊社は、グローバルにビジネスを展開しているコンサルティング企業です。弊社のコンサルティングは「end to end」、クライアントの事業戦略から実行、実行後のフォローアップまで、全事業領域をカバーできることが特徴です。
現在、社内全体でAIの活用によるクライアントの変革を進める取り組みを行っています。仙台拠点は、そのAIやデータ活用をする上で必要なデータエンジニアリングの領域に力を入れています。
仙台に拠点を持った背景には、クライアントからの仕事を遂行するために必要なデータを扱うことができる人材が圧倒的に不足していたことが背景にありました。仙台は「学都」と呼ばれるように、東北大学をはじめとする大学や研究機関が多数あり、優秀な人材が非常に多いことから拠点を構えようと思いました。東京から1時間半という距離感や、自然豊かな土地柄も魅力です。仕事だけではなく、社員のワークライフバランスも保つことができると考えました。
弊社は、国内の様々なところに拠点を置いていますが、「東京のコピーではなく、それぞれの地域で個性のある拠点にしよう」と考えています。仙台の場合、AI時代を支えるデータエンジニアリングと、テクノロジーを使って地域の課題を解いていくことをテーマにしました。このような明確なテーマを設定し、共感した人が弊社の採用に応募するという流れを作ることで、大学卒業後に仙台から離れてしまうという課題に対する防波堤になりたいと思っています。また、東京等でITやテクノロジーの仕事をしている人たちが、そのスキルを持って地元の仙台に戻り活躍する場を作りたいと思っています。実際、就職で仙台を離れた仙台出身者が採用面接に来るケースが増え、手応えを感じています。
多くの優秀な人材が入社し組織が大きくなったことで、東北にいる数多くのクライアントの要望へ応えられるようになりました。また、社員が青葉まつり(すずめ踊り)やどんと祭に参加し、地元の方々と交流したことで、「仙台のアクセンチュア」と認知していただけるようになったことも非常に良かったです。
地方は「東京じゃないこと」が個性であり、意味のあることだと思っています。例えば、人口減少や少子高齢化等を目の当たりにしている東北は、日本の課題の最先端地域であると解釈できます。コンサルティングの仕事は、解くべき問いを立てることが一番大事なステップです。その問いを仕事やプロジェクトの形にし、解くことによって、より個性のある豊かな街にしていきたいです。
仙台市役所の皆さんをはじめ、地元の方々には拠点を立ち上げた時に大変お世話になりました。弊社は外資系企業であるため、とっつきにくいと思われることやコミュニティに入りづらい状況もありましたが、そこを仙台市役所の皆さんに支援していただきました。私たちが拠点を出してから地元に根付くまでのフォローアップはとても手厚かったです。
加えて、外国籍のメンバーが抱える課題についてもサポートいただきました。外国籍の方にとっても非常に働きやすい環境だと思っています。
今後の挑戦を一言で表すと、テクノロジーを使って地域を良くすることです。特にAIを活用して、クライアントの変革をサポートしていきます。仙台拠点は、その中心となるデータ活用領域を担います。
地方創生の観点では、新しい街づくりにチャレンジします。産業、住民サービス、教育等に対して、アクセンチュアが持っている知見やスキルを提供し、人がどんどん集まってくる街、住みよい街を仙台をはじめ東北の自治体と作っていきたいと考えています。
地域や課題は面白いもので、中に入っていくほど「自分ごと」として解像度が上がり、また新たな課題が見つかります。会議室やオフィスにいるだけではなく、実際のフィールドに飛び出して、見つけた課題を私たちのテクノロジーで解き、新しい街づくりにつなげていきます。
(2025年12月16日取材)
アクセンチュア株式会社
本社の所在地:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
仙台の所在地:宮城県仙台市青葉区中央4丁目4−19 アーバンネット仙台中央ビル
拠点開設年:2023年
仙台拠点の主な業務内容:テクノロジーコンサルティング、業務アプリケーション開発
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.