会社概要

社名:ワタヒョウ株式会社
設立:1939年
従業員:88名
本社:仙台市若林区卸町3-4-2
主な事業内容:卸売業
「四方よし」な取り組み
独創的な社会的課題解決に向けた取り組み
課題
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、医療従事者の疲弊及び学生の活躍機会の減少
取り組み
- 売り上げの一部を医療機関に寄付する「医療従事者応援米」と疫病退散の願いを表現した「アマビエ米」を令和3年1月25日に発売した。
- 米袋のデザインは、仙台デザイン専門学校の学生から募り、応募のあった84作品の中から2作品を決定した。
成果
- 医療機関に寄付を行う医療従事者応援米を企画したことで、医療従事者への支援を行う仕組みを構築出来た。
- 取り組みがメディアに取り上げられたこと、インターネット販売により域外消費者の目にも触れたことなどから、日々最前線で奮闘する医療従事者への感謝の心を世間に広げることが出来た。また、感染症拡大により活躍の場が縮小している学生に、活躍の機会を創出すること出来た。
「『医療従事者応援米』と『アマビエ米』」
「渡邉社長(中央)と米袋のデザインが採用された学生(2名)」
魅力的な職場環境づくりに向けた取り組み
課題
- 事業部制採用による部門間の隔たり・距離感
- 外国人の正社員採用や女性の総合職採用等ダイバーシティ経営に伴う、社員の相互理解の向上
取り組み
- 新入社員には、3か月の研修期間中に、全ての事業部を経験してもらう方針とした。
- 部門の垣根を超えた食事会やイベントの定期的な開催(コロナ禍は自粛中)。
成果
- 部門の隔たりに囚われない、柔軟な社員を育成できる環境を構築。本採用後の新入社員は、多くの社員と円滑に仕事を進めることが出来ている。
- 文化の違いや女性の活躍推進等ダイバーシティへの機運が醸成され社員の相互理解がさらに進んだ結果、部門を超えた積極的なコミュニケーションが生まれ、販路の拡大や伝達ミスの軽減に繋がった。
「部門・文化の異なる社員同士の会議の様子」
「事業の垣根を超えたイベントの様子(プロ野球観戦)」