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更新日:2023年9月29日
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社名:株式会社ナラティブ
設立:2022年
従業員:45名
本社:仙台市太白区向山二丁目13番8号
主な事業内容:高齢者介護
生産年齢人口の減少が進む中、介護業界における人材不足が深刻な課題となっている。人材不足の解消と外国人材の活用・活躍を促進するため、多様な働き方や柔軟な勤務形態による効率的な事業運営を推進していく必要がある。特に、介護を学んだ外国人の学生が、やりがいを感じながら仙台での暮らしを継続できるような魅力的な職場を創ることで、一企業としてだけではなく、仙台という街の中で外国人材の受入推進と安定した雇用の確保ができるのではないかと考えた。
外国人が働きやすい環境を整えるために、個々の生活スタイルに合わせた働き方を推奨し、雇用に対しての理解を深め、配慮する取り組みを実践した。2022年から仙台市内の日本語学校に通う2名の外国人を雇用するにあたって、以下に取り組んでいる。
外国人職員は、利用者や職員とのコミュニケーションを通して、介護技術全般と認知症に関する理解を身につけて業務にあたっている。職員とは文化の相互理解も深まり、地域に暮らす仲間としてグローバルな交流が育まれている。社内ではお互いに言葉で感謝の気持ちを伝えることが習慣化し、思いやりに満ちた職場づくりに成果がみられた。このように外国人職員が働きやすい職場をともに創ることで、外国人材の定着を図ることができている。
「利用者と接する外国出身の職員」
ダイバーシティ推進においては働き方改革が重要であり、仕事と育児の両立など、様々なライフステージに合わせた多様な働き方を認め、外国人や高齢者などを含む一人ひとりが活躍できる職場を創ることが求められる。そのためには、職場環境を整備するだけではなく、働く職員が主体となって「一人ひとりが活躍できる場所」や「働きやすい職場」をともに創る社風が望まれる。具体的には、働く職員の声を職場に反映させる仕組みづくりが必要と考えている。
「自立と共生の権理を尊ぶナラティブな関わり」を理念としながら、誰もが自分の人生の主人公として主体的に生き(自立)、価値を認められて人とつながりながら生きること(共生)を応援する。そのためにも職員一人ひとりが仕事そのものを楽しみ(職業道楽)、仲間とともに成長できる職場(自尊好縁)をめざしている。
(1)キャリアサポート(教育支援)
(2)ワークサポート(働きやすい職場づくり)
(3)ライフサポート(暮らし応援)
上記取り組みは、職員アンケートなどを通じてアイデアを集めたものである。
特に、リモートワークや週休3日制度の導入などは、ライフステージに合わせた多様な働き方を可能にした。短時間パートの基本給を割り増しするなど、一人ひとりが活躍できる職場づくりに活かされている。60歳定年後の延長雇用や限定本職員制度(場所・時間・職種を限定した勤務)などの働き方の選択肢も広がり、子育てが一段落した後に正職員として復帰することも可能になった。
「ミミズクキッズパートナー(お子さんと一緒に出勤)」
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