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更新日:2026年2月26日

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今野印刷株式会社

会社概要

今野印刷株式会社ロゴ

社名:今野印刷株式会社

設立:1908年

従業員:49名

本社:仙台市若林区六丁の目西町2-10

主な事業内容:企画・製作・印刷、広報支援、マーケティングリサーチ・サポート、法人・学校対応、書籍編集・出版、マルチメディアサポート、ネット関連事業、イベント・キャンペーン企画 他

「四方よし」な取り組み

社会的課題解決に向けた取り組み

テーマ

データ活用と回遊促進施策による仙台市中心部商店街の活性化

課題

 我々は、仙台市中心部商店街の活性化を通じて、仙台市全体のまちの魅力向上および経済価値の向上に寄与することを目的としている。​

 しかし、仙台市中心部商店街は、1990年代以降の郊外型商業施設の集積やEC市場の拡大等の影響を受け、歩行者通行量が長期的に減少してきた。商圏調査においても、中心部商店街の吸引人口は1996年から2018年の間で約15.7%減少しており、集客力の低下が継続的な課題となっている。​

 この背景には、単なる来街者数の減少にとどまらず、商店街の運営や施策立案の構造的な課題が存在すると考えてる中で商店街の活性化には、個店の売上向上が不可欠だと考える中で下記の点を改善すると良いのではないかと考えた。​

  • 来街者数や回遊状況等を把握するためのデジタル化、特にデータ活用が十分に進んでおらず、現状把握や課題分析が限定的であること​
  • 施策の立案や評価が商店主や関係者の経験・感覚に依存しやすく、施策の効果検証や改善が属人的・断続的になりやすいこと

取組内容(仙台まちテックプロジェクト)​

1.人流データの収集・可視化​

 2023年7月より、仙台市中心部商店街内の複数箇所に人流データ収集機器(AIカメラ等)を設置し、歩行者数、滞留傾向、来街者属性等のデータを継続的に収集した。​

 収集したデータは「まちテックBI」により可視化し、時間帯別・曜日別の通行量や属性傾向等を把握できる環境を整備した。これにより、従来の目視調査やAIビーコンを用いた調査では把握が難しかった、日常的かつ定量的な現状把握を可能とした。

2.データに基づく施策の実施

 収集した人流データを活用し、仙台市中心部商店街内の店舗と連携した回遊促進施策の実証実験や、店舗で行った施策の広告効果の測定を実施した。

成果(仙台まちテックプロジェクト)

  • 2023年の事業開始から現在に至るまで、仙台市中心部商店街の人流を測定し、時間帯別・曜日別・イベント前後などの人流の変化を可視化している。​

  • 百貨店を軸とした回遊施策では、同月の平均値より2%高い入店率を測定した。​

  • 販促物の制作において、人流測定結果を踏まえた企画・設計が可能となり、来街者の多い時間帯や動線を意識した、根拠に基づく販促物の制作を実現した。​

  • 本事業の事例報告などを通して、延べ400人以上にデータ活用による経営判断の重要性を提示した。​

取組内容(仙台まちいこアプリ)

1.情報発信機能の強化

 「仙台まちいこアプリ」は、今野印刷グループとして、仙台商工会議所、一般社団法人まちくる仙台と共に運営しており、グループ会社の株式会社K-SOCKETがアプリ開発を担当しております。仙台市内を中心とした店舗・イベント情報の掲載・検索機能を有し、ユーザーが四季折々の催しや地域の魅力を手軽に把握できるプラットフォームである。多様なカテゴリやエリアから情報を探せる機能を提供することで、「まち」と「ひと」の接点を創出している。​

2.回遊型イベントやキャンペーンの企画・実施

 デジタルスタンプラリーや年末感謝祭等のキャンペーンを定期的に開催することで、商店街に来るきっかけや、来街者が複数の参加店舗を巡る動機づけを行っている。単一店舗での消費にとどまらず、商店街内・エリア内での回遊を促進する設計とすることで、面的なにぎわい創出を図っている。​

成果(仙台まちいこアプリ)

  • 会員数:約60,000人​

  • 参加店舗数:約500店舗​

  • 来街者にとって、情報が把握できる環境が整備され、単一店舗の利用にとどまらない、商店街内での回遊行動を後押しする基盤が形成された。​

  • 事業者にとっては、個店単独での情報発信に依存せず、アプリを通じて継続的に情報を届けられる環境が整い、商店街全体としての情報発信力の底上げにつながった。​

人流測定を起点とした商店街回遊施策の様子 AIカメラでの分析

  人流測定を起点とした商店街回遊施策の様子            AIカメラでの分析

仙台まちテックロゴ 仙台まちいこアプリロゴ 年末お客様感謝祭ロゴ

    仙台まちテック        仙台まちいこアプリ         年末お客様感謝祭

環境負荷低減に向けた取組み

テーマ

環境と人に配慮し未来へつなぐ持続可能な印刷

課題

印刷工程における環境負荷の低減

取組内容

当社は、環境負荷の低減を目的として、印刷工程および資材選定の改善に取り組むとともに、カーボンオフセット印刷を積極的に提案している。​

  • ノンVOCインキの採用

大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を含まないノンVOCインキを使用し、作業環境の改善と大気汚染の低減を図っている。​

  • 信頼の証「バタフライマーク」の取得

有害な廃液を発生させない水なし印刷を採用するなど、環境に配慮したクリーンな印刷工程を実践する企業として、「バタフライマーク」の認証を取得している。

  • カーボンオフセットの実施

印刷物の製造過程で排出されるCO₂を算定し、オフセット(埋め合わせ)することで、さらなる環境負荷の軽減に取り組んでいる。​

  • ​FSC®認証紙の使用

適切に管理された森林の木材を原料としたFSC®認証紙を使用することで、森林資源の保全と持続可能な林業の推進に貢献している。​

成果

 ノンVOCインキの採用により、印刷工程における揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑制し、大気汚染の低減と健康に配慮した作業環境を実現している。さらに、水なし印刷を導入し、有害な廃液や現像液を使用しない印刷工程を確立することで、環境負荷の少ない持続可能な印刷事業を推進している。

魅力的な職場環境づくりに向けた取組み

テーマ

地域・企業・社員のつながりを育む職場環境づくり

課題

 業務の高度化・分業化が進む中で、日常業務において部署や企業を越えた関係性が生まれにくく、社員同士や他企業との接点が業務上のやり取りに限定されがちである。​

 その結果、立場や組織を越えた相談や情報交換が行われにくく、社員が悩みや課題を一人で抱え込んでしまうなど、孤立感につながるおそれがある。​

 また、地域や他企業との関係性が希薄になることで、自身の仕事が地域の中でどのような役割を果たしているのかを実感しにくく、職場や仕事への愛着が育ちにくい点も課題として挙げられる。​

 こうした状況から、働きやすさの向上や人材の定着を図る上で、社員・企業・地域のつながりをどのように再構築していくかが重要な課題となっている。​

取組内容

 所属する印刷工業団地組合において、地域開放型の夏祭り「六丁の目フェス」を組合企業と共に開催し、社員・他企業・地域住民が交流できる場を創出した。企画には印刷団地組合に属する企業の若手社員が多く参加した。​

成果

 本取組には延べ200人以上が参加し、企業や世代を越えた多様な方々が一堂に会する機会を創出した。​

 また、特に若手社員にとっては、社外の人材や異なる価値観に触れる機会となり、日常業務では得がたい学びや刺激を得る場となった。​

 これらの成果により、社員の孤立感の軽減や心理的な安心感の醸成、職場や地域への愛着形成に寄与するなど、地域・企業・社員のつながりを育む職場環境づくりに向けた基盤を構築することができた。

六丁の目フェス開催の様子1 六丁の目フェス開催の様子2

      六丁の目フェス開催の様子              六丁の目フェス開催の様子

六丁の目フェス開催の様子3

        六丁の目フェス開催の様子

今野印刷株式会社(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

経済局中小企業支援課

仙台市青葉区国分町3-6-1表小路仮庁舎9階

電話番号:022-214-7338

ファクス:022-214-8321